
洗濯の水にアルカリ性電解水を使うと洗剤よりも汚れが良く落ちる!?洗剤代のコストカットや洗濯時間の短縮効果も!
洗濯の水に電解水を使うと節水・洗剤代の節約などメリットがたくさん!
感染症対策で注目を集めている電解水。
しかし、電解水は感染症対策
電解水は水自体に洗浄力があります。
電解水はPHの違いによって酸性・アルカリ性に分けられますが、優秀な洗浄力効果を発揮するのはアルカリ性電解水(PH10.5~PH12)になります。
通常洗濯を行う際には水道水+洗剤・柔軟剤が一般的ですが、使用する水を水道水からアルカリ性電解水に置き換える事で汚れを落とす以外にも多くのメリットがあります。
そこで今回は、洗濯に使う水をアルカリ性電解水にするとどんなメリットがあるのかについて紹介していきます。
電解水についてよくわからない方はこちらの記事で紹介しています。
目次[非表示]
洗濯に使用する水をアルカリ性電解水に置き換えるメリット
早速ですが、洗濯に使用する水をアルカリ性電解水に置き換えるメリットについて紹介します。
洗濯に使用する水をアルカリ性電解水に置き換える事で得られる主なメリットは以下の3つになります。
・節水・洗剤代のコストカット・洗濯時間の短縮
・電解水はアンモニア臭や血液の汚れなどにも効果を発揮
・Co2削減
節水・洗剤代のコストカット・洗濯時間の短縮
電解水は水自体に洗浄力があります。
そのため、洗剤を使わなくても汚れを落とす事ができるので、洗剤代のコストカットに繋げる事ができます。
さらに洗剤不使用のため洗濯中も泡が立たず、洗剤を洗い流す濯ぎの工程が不要になるので水道代の節約、洗濯時間の短縮にもなります。
洗剤を使っていないので洗剤カスも発生せず、仕上がりもふわふわになります。
電解水はアンモニア臭や血液の汚れなどにも効果を発揮
洗剤では中々落とす事のできないアンモニア臭や血液の汚れ落としにも電解水は効果を発揮します。
消臭効果はアルカリ性電解水ではなく酸性電解水の効果になるので、酸性・アルカリ性電解水を混合して洗濯水とする事で消臭・洗浄を行う事ができます。
また酸性電解水には除菌効果も含まれているので、同時に除菌を行う事もできます。
Co2削減
常温でも電解水の洗浄力は変わらないので、ボイラーの使用料を削減する事ができます。
洗濯に電解水が活用されている例
実際に、電解水を洗濯の水として使用されている施設があるので紹介します。
介護・福祉施設での洗濯水として
介護・福祉施設ではご高齢の入所者様が多いので、アンモニア臭(体臭や尿の臭いなど)対策が課題となっています。アンモニア臭は洗剤を使って洗濯しても中々落ちないですが電解水だとよく落とす事ができるので、介護・福祉施設の洗濯に電解水を導入されるケースが増えています。
※介護施設への電解水装置導入のメリット・デメリット記事はこちら
食品加工業界での洗濯水として
食品加工業界でも電解水の導入が増えてきております。特に食肉・水産加工業界においては衣服に付着した血液の汚れ落としとして電解水が活躍しています。また、食肉・水産加工業界では取り扱う食材が肉や魚が中心となるため臭い問題も課題となりますが、電解水で清掃すれば臭いも落とすことができるので、働きやすい職場にする事ができます。
他にも食材の洗浄や調理器具の清掃にも使用する事ができるので、電解水はHACCP対策としても活躍します。
コインランドリーの洗濯水として
洗濯を事業としているコインランドリー業界でも電解水の導入が増えてきています。
通常(水道水)の洗濯機よりも費用は高く設定されている事が多いですが、それでも洗剤を使わずに汚れがしっかり落とせて仕上がりがふわふわになるので、稼働率は通常のものより高いです。
洗濯に電解水を使用する場合は電解水装置の設置がお勧め
洗濯では大量の電解水(水)を使用するため、小分けのものを準備して使っても追いつきません。
その為、必要な時に必要な量の電解水を作る事ができる電解水装置の設置がお勧めです。
洗浄効果を発揮するのはアルカリ性電解水なのでアルカリ性電解水を生成する事ができる電解水装置を選ぶ必要がありますが、一般的には酸性電解水だけを生成できる装置が多く、アルカリ性電解水を生成できる装置はかなり少ないです。
弊社が取り扱っているESSシリーズであれば酸性・アルカリ性どちらの電解水も生成する事ができます。
どちらも生成できる装置を設置すれば洗濯と同時に除菌・消臭を行う事ができ、小分けのボトルに電解水を入れて各部署へ配布する事で洗濯以外にも活用する事ができます。